【松本市城山公園の展望台から見た夜景】松本・安曇野市街地を一望できるおすすめデートスポット。知名度は低いですが「夜景100選」に入る由緒ある夜景。
松本市の北部にある城山（じょうやま）公園は桜の名所として知られていますが、実は隠れた人気の「夜景スポット」なんです。展望台からは視野300度以上の絶景が楽しめ、夜になると松本・安曇野市街地の夜景を一望できます。外灯が少なく夏は木々も多いので電灯必須です。
花見の時季には、園内の芝生は人で埋め尽くされるほど多くの人で賑わう城山公園。ここには、約300度の景色を楽しめる円柱型の展望台があります。もちろん誰でも無料で24時間入れます。
螺旋階段を上がると、そこには絶景の景色が広がります。南側には松本市や塩尻市、西側には安曇野の市街地、さらに遠方には美ヶ原高原、中央アルプス、北アルプス、乗鞍高原の山々が連なります。
そして、夜になるとこれらの景色は一変し、絶好の夜景スポットになります。
城山公園から見る夜景の特徴は、距離が近いという点です。城山公園は松本の中心部からそれほど離れておらず、松本駅まで直線距離で2キロ程度です。標高は展望台の高さを合わせて682m、市街地は584mほどですから、100m上から至近距離で見下ろす感じです。
そのため、手に取るような距離で夜景を楽しめます。車のライトの動きもわかるので、それぞれの車の動きもよく観察できます。同じ長野県内の姨捨の夜景と比べても、かなり近く感じられます。
展望台は城山公園の隅にあるので分かりづらいかもしれません。小さな案内板がありますが、事前に位置を確認しておくのがおすすめです。駐車場からは歩いて5分ほどで行けます。
夜になると、街路灯もなく木々が生い茂っているので足元が見えないくらい真っ暗です。展望台の上へは螺旋（らせん）状の階段が続きますが、こちらも足元はよく見えません。スマホの電灯を利用するのもいいですが、できたら懐中電灯を持参しましょう。
夜景を見に行くなら、少し早めに訪れて、夕焼けから夜景へと変化する様子を見るのがおすすめです。
夏は木々が生い茂っているので少し邪魔に感じられます。特に安曇野方面はかなり木の丈が延びて見づらくなっています。冬は落葉するので少し見通しがよくなります。
近くにアルプス公園もありますが、そちらも夜景を楽しめます。こちらは見通しを良くするために定期的に木の枝を伐採しています。
城山公園：長野県松本市蟻ケ崎1139
駐車場完備、展望台のすぐ下にトイレ完備。
#城山公園#夜景スポット#松本市#長野観光