しなの鉄道115系 観光快速列車『ろくもん』
軽井沢～長野間を結ぶ第3セクター・しなの鉄道では、7月11日より115系電車3両編成の改造による観光列車『ろくもん』（列車種別は快速）が同区間で下り2本・上り1本運行されています（これとは別に戸倉→軽井沢間／長野→戸倉間の回送あり）。
『ろくもん』の列車名は信州ゆかりの戦国武将・真田氏の家紋「六文銭」にちなんだもので、車両にも家紋をモチーフとしたものが描かれているほか、車内は長野県産の木材が多く使われているのが特徴で、座席の形にもこだわりが見られるのは「水戸岡デザイン」ならではといえます。
1号車は指定席プラン車両で車両中央に子供用スペース設置、2号車はカウンター席、3号車はコンパートメント席が設置され、『ろくもん1・2号』運行時は2・3号車が旅行商品「食事付きプラン」として発売され、地元料理店が手掛けた食事が提供されています。
軽井沢～長野間の所要時間は普通列車で1時間30～40分程度ですが『ろくもん1・2号』は途中駅の長時間停車を含め2時間以上かけて運行されるため、ゆっくりとした旅が楽しめるようになっています。
《撮影日 Date》September 15,2014