【渡嘉敷島/沖縄】雄大な自然と絶景の宝庫!渡嘉敷島を散策「慶良間諸島」【観光•旅行ガイド】

■慶良間諸島で1番大きな渡嘉敷島を紹介します!
▼2泊3日の滞在で とことん島を散策しました^^
・澄んだ青い海が美しい5つのビーチ
・島の要所に建つ展望台からの絶景ビューなど
思わず目を奪われる壮大な景色が広がっていました。
自然あふれる島の見所をまとめましたので、最後までご覧ただければ幸いです。

*概要欄下部にビーチの比較や全スポットのまとめ(感想や注意点など)を記載しております

【アクセス】
■那覇空港
↓(車で約20分)
■泊港
↓(高速船約40分、フェリー約70分)
★渡嘉敷港
 
0:00 【スタート】
3:15 渡嘉敷島に到着
4:20 [1]慶良間海峡展望所
5:26 「阿波連地区」の観光開始
6:50 [2]クダンダキ展望台
9:24 ①阿波連ビーチ

12:49 【2日目スタート】
12:55 ②とかしくビーチ
15:13 [3]渡嘉志久海岸公園展望台
18:13 旧日本軍特攻艇秘匿壕
19:20 [4]照山展望台
▼島の南部エリア
23:00 ③中頭の浜
24:30 [5]阿波連岬第1/2展望台
26:50 ④浦のビーチ
28:37 [6]裏ヶ丘展望台
29:42 [7]見花原遊歩道~展望所
▼渡嘉敷港周辺
33:27 [8]アラン展望台
34:05 アリラン慰霊のモニュメント
34:50 [9]港の見える丘展望台
▼北山(にしやま)
35:55 白玉之塔
36:43 集団自決跡地

38:23 【3日目スタート】
38:30 [10]北山│西/東展望台
39:39 ⑤ヒジュイシビーチ
43:30 おまけ絶景スポット
44:54 まとめ映像

—– 全20スポットのまとめ ——

■ビーチの比較

1.阿波連(あはれん)ビーチ
★シュノーケリングに人気の海水浴場
シーズン中(通年4月~10月末)は監視員常駐。ビーチ入り口にはマリンショップが軒を連ねる。
砂浜:弓なりの白砂が約800メートル続く
海:サンゴによる海の濃淡が美しい
水中: 遊泳監視区域と制限区域に分かれ、どちらも大きなサンゴ礁がある。
アクセス›› 渡嘉敷港から乗り合いバスで約15分
¥バス:大人400円、シャワー:300円(5分)

2.渡嘉志久(とかしく)ビーチ
★ウミガメが住み着いている遠浅のビーチ。
シーズン中(通年4月~10月末)は監視員常駐。入口に海の家があり、マリン用品のレンタルが可能です。海の家では食事や休憩、ウミガメと泳げるシュノーケリングツアーも開催されています。
砂浜:真っ白でサラサラ
海: 入り江になっていて穏やかなことが多い
水中:遊泳監視区域はサンゴ少なめでした。海底の白い砂地と澄んだ青い海が綺麗です。
アクセス›› 定期バスなし
→レンタカーやレンタルバイク、ジャンボタクシーを利用。または宿の方や、ツアーに参加して送迎してもらう。
¥シャワー:300円(5分)

3.中頭(なかちぶる)の浜
★島の南端、阿波連岬の西側のビーチ。
東屋(あずまや)から青い海を見下ろすことができます。
砂浜:石が多くゴツゴツしていたり、所々草が生えている。南へ進むと漂流物のゴミが目立つ場所も。
海:浅いので干潮時は広い範囲で干上がりそうです
水中: 泳いでいないので不明。沖でダイビングが人気らしいので透明度は高そうです。

4.浦(うら)のビーチ
★島の南端、阿波連岬の東側のビーチ。
時期によるかもしれませんが、道中は草が生い茂っていて途中で諦めかけました…。
砂浜:弓なり白砂が広がる。雑草が多い場所もあり、漂流物のゴミがちらほらと見受けられる。
海:沖の発達したリーフでは白波が立っていた(撮影時は東の風、風速1メートル)
水中:泳いでいないので不明。ネット情報では対岸に島がないので、波が荒れやすいそうです。

※道中の茂みはハブに遭遇する恐れがあります

5.ヒジュイシビーチ
★阿波連ビーチ北あるシュノーケリングに最適なビーチ
浜には大きな岩や木陰があり、海を眺めながらの休憩にもおすすめです。
砂浜:真っ白な砂浜には大きな岩が目立ちます
海:浅瀬のエメラルドグリーンから沖に向かってブルーへと変化する鮮やかなグラデーションが美しい
水中:浅瀬には小さなサンゴ、沖へ進むと深さ3~4メートルのエリアと、10メートル以上の深場も楽しめます。カラフルな熱帯魚は意外と少なかったです。サンゴが形成する入り組んだ地形や、深場でも濁りのない透明度に感動しました。

■展望スポット(10ヵ所)

1.慶良間海峡展望所
→渡嘉敷港から阿波連地区へ向かう道中
★とかしくビーチを広い視野で見渡せます

2.クバンダキ展望台
→阿波連ビーチ北側(徒歩で5~10分程)
螺旋階段を上ると、正面には無人島のハナリ島、左手には阿波連ビーチ、右手にはヒジュイシビーチが見える
★人気の阿波連ビーチから気軽に美しいパノラマを見られます

3.とかしく海岸公園展望台
→島の中心 とかしくビーチの正面
程よいサイズ感の展望台に椅子とテーブルがあるので食事をしたり休憩するにも最適。
★亜熱帯の植物越しに見る澄んだ青い海が絵になります

4.照山展望台
→照山の山頂 約170メートル付近
恐らく正規のルートは「北口」または「南口」からの遊歩道です。今回、最終的に「南口」から登りましたが、階段のオンパレードで足がガクガクになりました…。
★頂上からの展望は素晴らしく、苦労して登った分達成感も味わえました。

5.阿波連園地
→最南端にあるトイレや東屋が整備された場所
[第一展望台]入口から約260メートル
果てしない大海原は圧巻です
[第二展望台] 入口から約180メートル
小さな展望台から360度眺められる

6.裏ケ丘展望台
→阿波連園地から約500m北上
階段を上った先にある丸い芝生の広場から海や渡嘉敷の山並みを見渡せる。最初は見落としていたひっそりとした展望台です。

7.見花原展望所
→ 阿波連ビーチから東へ
約1キロの遊歩道の先にある、崖から海を眺める展望所。

8.アラン展望台
→港から約2.3km、徒歩28分ほど
山の中腹にあるので徒歩では大変ですが、展望台の階段は短いので楽に上れます。

9.港の見える丘展望台
→港から約850m、徒歩11分ほど
山に囲まれた渡嘉敷集落の町並みがよく見えます。

10.北山(にしやま)
→島で最も高い 海抜227mの山頂
[東展望台]座間味の島々や遥か遠くに久米島や粟国島を望む
[西展望台]前島やチービシなど渡嘉敷の島々を望む
それぞれ無料の望遠鏡が設置されており、遮るものがない開放的な場所です

■戦争遺跡(すべて沖縄戦関連です)

1. 旧日本軍特攻艇秘匿壕
旧日本軍が米軍を特攻攻撃するための兵器(通称:マルレ)を格納していた壕。戦時中、慶良間諸島には多くの秘匿壕が作られましたが、原型を保っている数少ない場所を見学できます。

2.アリラン慰霊のモニュメント
主に朝鮮半島から連れてこられた軍夫や慰安婦の方々を追悼し平和を祈る記念碑です。
有志の方々の協力を得て、私有地に建設されています。観光紙には掲載されていないスポットで、建設に至った経緯などを知ると、悲しい歴史に心が痛みます。
※撮影時は広場全体に草が茂っておりハブの危険を感じましたので、訪問時は足元にご注意ください。

3.白玉之塔
→渡嘉敷港から約950m、徒歩11分ほど
以下、渡嘉敷村の公式サイトより引用
「戦没者(日本将兵81柱、軍人軍属92柱、防衛隊42柱、住民383柱)の御霊を島守りの神として仰ぎ祭られています。毎年3月28日を慰霊の日(住民玉砕の日)と定め、本土や沖縄本島から遺族が参列して慰霊祭が催されています。」

4.集団自決跡地
米軍が島に上陸し、追い込まれた住民らが集団で命を絶った地です。島の北側にある赤間山-あかまやま(通称:北山-にしやま)の谷間に位置する。
ゲートを開けて敷地に入った途端に空気が変わったような気がしました。メディアの情報でしか知らなかった地上戦の恐ろしさが伝わってきます。
※島内で最もハブの気配を感じました。なるべく1人では立ち入らないほうが安全かと思います。

■ハナリ島…阿波連ビーチ正面に浮かぶ無人島
▼紹介動画はこちらです

シーズン中は気軽に無人島へ渡ることができ、素晴らしい水中や自然に囲まれて過ごせます

同じく渡嘉敷村でお勧めの離島
▼那覇から船で20分の楽園「ナガンヌ島」

(感想)個人の意見ですのでご了承ください
山並みや澄んだ青い海など壮大なスケールに圧倒される島でした! 数多くの絶景を眺めすぎて、しばらく感覚が麻痺するほどです^^;
その中でも特に印象深い場所は・・
全てのビーチと、阿波連園地(第1展望台)からの眺望と見花原遊歩道のお散歩コース、集団自決跡地です。大自然に囲まれながら、様々な思いを抱く散策でした。もし慶良間諸島で宿泊をするなら特にお勧めの島だと思います^^

◆ 自己紹介
沖縄の海に魅了された夫婦が2019年夏に沖縄本島に移住しました。沖縄ならではの日々の発見や感動をお届けできればと思います。
ぜひ、沖縄旅行気分を味わいながら動画を楽しんでいただけると幸いです♪

かりゆしどうふ -Okinawa Life-

#渡嘉敷島 #沖縄 #慶良間諸島

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Posted by yasamiz